周辺のみどころ

平林寺

平林寺は、関東地方でも名高い古刹の一つで、開山は当時鎌倉建長寺の住持をしていた石室善玖禅師です。開山当時は現在のさいたま市岩槻区にありましたが、寛文3(1663)年、川越藩主松平伊豆守信綱の遺志を継ぎ、その子輝綱によって野火止の地に移されました。

平林寺の寺域はとても広く、境内林は約43ヘクタールあります。国指定天然記念物に指定されていて、アカマツ林やコナラ・クヌギ林が中心で、エゴノキやクマシデなどの高木も見られます。とりわけ紅葉は有名で、毎年秋が深まる頃には境内林が真っ赤に染まり、各地から多くの観光客が訪れます。

この境内林は1周約2.5キロメートル。木漏れ日を浴びながら、貴重な植生や歴史ある建物を眺めておよそ1時間の散歩を楽しむことができます。

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野火止用水

野火止用水は、野火止台地開拓者の大切な飲料水として、承応4(1655)年に、川越藩主であった松平伊豆守信綱(まつだいらいずのかみのぶつな)が家臣の安松金右衛門(やすまつきんえもん)に命じて玉川上水(東京都小平市)から分水したものです。現在、用水周辺には遊歩道が整備されていて、自然を楽しめる貴重な憩いの道になっています。全長は約24㎞で、志木市宗岡の水田を潤していました。

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睡足軒の森

平林寺境内林の一部にあり、昭和の大茶人松永安左ヱ門(まつながやすざえもん)の屋敷地だった睡足軒。秋には市の木であるモミジが美しく、多くの人が訪れます。

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